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うきうきと新品のiPhoneを手にしたのも今は昔…。
「最近、iPhoneの動作が重くなってきている」
「なんだか充電の減りが早くなってる気がする」
こんなとき、ふと脳裏をよぎる〝 iPhoneの寿命〟の文字。同時に「いつまで使えるんだろう?」という不安も湧いてきます。
いっそ壊れてしまったのなら「買い替えよう!」と決心もつきますが、ただなんとなくiPhoneの寿命を感じている時って、すごくモヤモヤしますよね。


iPhoneの寿命について、Appleは「3年」と見解
Appleの公式サイトには、iPhoneの耐用年数について以下のように記載されています。
この評価では、1人目の所有者を基準にした使用年数を、macOSまたはtvOSを搭載したデバイスは4年、iOSまたはwatchOSを搭載したデバイスは3年にするモデルを採用しています。ほとんどのApple製品は耐用年数がこれよりも長く、多くの場合1人目の所有者から別のユーザーに譲渡または転売されるか、Appleによって回収されます。
Apple社のほとんどの製品寿命は、少なくとも3年というのがApple公式の見解のようです。
扱い方によってiPhoneの寿命は短くも長くもなる!
iPhoneの寿命は「3年」とAppleは公言していますが、iPhoneの扱い方次第によっては寿命が短くも長くもなります。
なので、3年という数字はあくまでも平均寿命だと考えてください。
寿命を伸ばす工夫をすれば「5年以上」使い続けることができ、扱い方が良くなければ、その分だけ寿命は縮まります。
iPhoneの寿命を縮めてしまうNG行為
【NG】極端に暑い場所・寒い場所で使う
iPhoneは精密機械です。夏場の車の中や真冬の屋外などの極端に暑かったり寒かったりする環境下では、バッテリーの消耗が早くなってしまいます。
公式ページにも、
iOS デバイスは周囲の温度が 0° ~ 35℃ の場所でお使いください。低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。動作温度を下回る極端な低温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの消耗が早くなったりデバイスの電源が切れたりすることがあります。より温度の高い場所にデバイスを戻すと、バッテリーの駆動時間も通常の状態に戻ります。極端な高温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの持ちが悪くなることがあります。
出典:Apple公式
という記載があります。iPhoneはなるべく常温の範囲で使用するように心がけましょう。
【NG】バッテリーを0%まで使い切る、100%のフル充電をし続ける
電池は使い切ってから充電した方がいい!と考えていませんか?
充電するなら、バッテリーを100%まで満タンにしたくなりませんか?
実は、どちらもiPhoneの寿命を早めてしまう行為なのです!
iPhoneのバッテリーに搭載されているリチウムイオン電池には、どちらの状態でも高い負荷がかかっています。
バッテリーを0%のまま放置したり、充電が100%の状態で継続して充電を行うと、iPhoneのバッテリーは著しく消耗してしまうことを理解しておきましょう。
バッテリーにとって好ましい状態は、電池残量が20%〜80%の状態です。このことを心がけるだけでもバッテリーの寿命は向上します。
iPhoneのバッテリーは、なるべく使い切ったり満タンにし続けたりしないようにしましょう。
【NG】充電しながらiPhoneを使用する
充電したままの状態でiPhoneを使用し続けると、バッテリーにかなりの負荷をかけてしまいます。できればこまめに充電を繰り返し、電池残量20%〜80%の状態を保つようにしましょう。
また、充電中はiPhoneのケースを出来るだけ取り外すようにしてください。
充電を行うとiPhoneの本体に熱が発生します。ケースに覆われていることによって熱がこもって本体の温度が上昇し、結果的に過度の熱が発生して、バッテリーの容量に影響を及ぼす可能性が大きくなってしまいます。

寿命のサイン
どれだけ気をつけて使っていても、iPhoneに搭載されているバッテリーは消耗品なので、どうしても寿命はきてしまいます。
- 突然電源が落ちる(シャットダウンする)ようになった
- 再起動することが増えた
- 充電の減りが早くなってきた
- 以前よりも動作が遅く感じられるようになった
こんな症状がiPhoneに表れたら、寿命が近づいてきたサインです。
放っておくと、ある日突然電源が付かなくなって困った状況になってしまうかもしれません。
データのバックアップを取るなどして、いざという時に慌てず済むように準備しておきましょう。
バッテリー消耗レベルは自己診断できる!
バッテリーは消耗品だと言っても、実際にiPhoneのバッテリーがどれほど消耗しているのかわかりませんよね。
iPhoneにはバッテリー消耗のレベルを診断できる本体機能があります。
このツールを使えば自分で簡単にバッテリーの消耗具合を診断できるので、ぜひ試してみて下さい。
確認方法
iOS11.3以降では、iPhone本体の機能でバッテリーの消耗レベルを知ることができます。
[設定]→[バッテリー]→[バッテリーの状態]で確認できます。
対応しているのはiPhone6以降の機種となっています。
ここに表示されている「最大容量」というのは、バッテリーがフルに充電できるパーセンテージのことです。
新品時の100%をMAXの値として、現在のiPhoneが充電できる容量を示しています。
経年劣化が進むにつれて容量は低下し、1 回の充電で使用できる時間が短くなっていきます。
経年劣化がある程度まで進んでいくと、下の画像のような表示になります。

バッテリー交換をすればまた使える?
iPhoneの動作が鈍くなる原因のほとんどはバッテリーの消耗なので、バッテリーを交換すればパフォーマンスが復活し、もういちど新品のように使うことができます。
Appleの公式サポートに依頼する場合、AppleCare+に入っていれば無料、加入していなくてもiPhoneX以上なら7,800円、それ以前のモデルなら5,400円で交換してもらえます。
iPhoneのモデル | AppleCare+ | 保証対象外 |
---|---|---|
iPhoneX以降のモデル | 0円 | 7,800円 |
iPhone8までのモデル | 0円 | 5,400円 |
バッテリー交換はSmaPla店舗でも受け付けています!

【SmaPla バッテリー交換価格表】
バッテリー交換 | ライトニングコネクタ | |
---|---|---|
iPhone8 | 8500円 | - |
iPhone8Plus | 8500円 | - |
iPhone7 | 7000円 | - |
iPhone7Plus | 7000円 | - |
iPhone6s | 6500円 | 8000円 |
iPhone6sPlus | 6500円 | 9000円 |
iPhone6 | 6000円 | 6000円 |
iPhone6Plus | 6000円 | 8000円 |
iPhoneSE | 4500円 | 6000円 |
iPhone5S | 4500円 | 6000円 |
iPhone5C | 4500円 | 6000円 |
iPhone5 | 4500円 | 6000円 |

iPhoneを買い換えるベストタイミングは?
iPhoneは本体価格だけでもかなり高価なので、おいそれと買い換えることはできませんよね。
完全に壊れてしまうまで使用したほうがコストパフォーマンスは良いのですが、劣化に伴って不安要素が積み重なっていくので、買い換えのタイミングを判断するのはかなり難しいです。
iPhoneを買い換えるもっとも良いタイミングとして提案できるのは「分割支払いが終了・終了間際で、自分が欲しいと思える機種の登場に合わせる」です。
「そのiPhone、何年使っていますか?」100人に聞きました!
AppleはiPhoneの寿命を「3年」と公言していましたが、実際のところiPhoneユーザーの皆さんは何年くらいiPhoneを使用しているのでしょうか?

iPhoneユーザー100人に聞いた統計は、以下のようになりました!
Q:現在所有しているiPhoneは、何年くらい使用していますか?

- 1年未満…21人
- 1年以上2年未満…32人
- 2年以上3年未満…29人
- 3年以上4年未満…11人
- 4年以上5年未満…3人
- 5年以上6年未満…4人
*「4年以上使っている」と答えたユーザーにお話をうかがってみました*




*購入してから2年で買い換えを検討する人が多かった!*

しかし意外にも、iPhoneを購入してから2年が経過しているユーザーの中で、買い換えの検討をしているユーザーは半数を占めていました。



今回アンケートにご協力いただきましたiPhoneユーザーの皆様、ありがとうございました!
まとめ


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