普段、何気なく使っているだけでも十分すぎるほど便利なiPhone。
しかし、iPhoneはちょっとした裏ワザを使うだけで更に便利なものになってくれます。
今回の記事では「iPhoneユーザーには是非とも知っておいて欲しい、iPhoneの裏ワザ・便利機能5選」をお届けします!
スピーチ機能
満員電車に乗っている時や大荷物を抱えている時など、両手がふさがっている時ほど、ニュースやメールを確認しておきたいことが沢山あったりしませんか?
そんな時にとても便利なのが、iPhoneの「スピーチ機能」です。
長文を選択すると抑揚も文節も容赦なく一気に読み上げられて少しびっくりしますが、ちょっとしたヒアリングの訓練になって面白いかもしれません。
実はこのスピーチ機能、テキストを読み上げる時はミュージックが自動的に抑えられるので、音楽を流しながらでも使えます。
一時期、「パン パン パンダの顔」というテキストをスピーチ機能で読み上げるととても面白い、ということで話題にもなりました。
ビジネスのお供から、ちょっとした遊びまで、汎用性がとても高いです。まだまだ開発の余地がありそうですね。
設定方法
- iPhoneの「設定」アプリから「一般」を開きます。
- 「アクセシビリティ」をタップします。
- 表示された一覧から「スピーチ」を選択します。
- 「選択項目の読み上げ」「画面の読み上げ」「自動テキスト読み上げ」と3種類の選択肢が現れます。
- 3つの中から、自分の使いたい機能を選択し“オン”にします。
- 「声」の選択や「読み上げ速度」などを細かく設定できる画面へ移ります。
- 自分好みに合わせて調整すれば設定完了です。
リダイヤル機能
iPhoneの純正の電話アプリをみてみると、「リダイヤルボタン」がどこにもないことに気づく人も多いと思います。
電話帳の中から相手を探し直すか、着信・発信履歴から探し直して電話を掛け直すのが一般的な方法かもしれませんが、タッチミスなどがあると手間がかかって仕方がないですよね。
実は、とても簡単にリダイヤルできる方法があるんです!
操作方法
- 純正の電話アプリを開きます。
- 「キーパッド」の画面を開きます。
- 緑色の電話マークを一度タッチします。
- 画面上部に、直前に電話していた人の電話番号が表示されます。
- もう一度、電話マークをタッチすれば相手に発信します。
計測機能
「これ、一体いつ使うの?」と思いがちですが、この計測機能は、意外にも役立つシーンが多いんです。
使用例
- iPhoneのバージョンが最新(iOS 12以上)になっていることを確認してください。
- 「便利ツール」から「計測」アプリを開きます。
- カメラモードのように切り替わった画面の中央下に、[+]の表示が出ます。
- 画面に白い輪と点が表示されます。
- [+]をタップすると点が一つ追加されます。そこが起点になります。
- iPhoneをゆっくり動かし、測りたいものの一番外側に辿りついたら、再び[+]をタップします。
- 計測完了です。
全ての点と点が繋がっていれば一画面に収めることができるので、立方体の大きさだけでなく、物と物の間隔も測ることができます。
スクリーンショットを上手く使えば、画像と数値をiPhone内にメモしておけます。家具や家電などを新しく買うときなどにとても重宝できそうですね。
正確な大きさが測れるわけではありませんが、大まかなサイズを知ることができるので、ぜひ身の回りの色んなものを測ってみてください。
長時間露光(カメラ)
iOS 11から「長時間露光」がiPhoneやiPadで撮影することが可能になりました。
よりいっそうSNS映えするような写真が撮れるようになる「長時間露光」についてご紹介します。
やり方
- iPhoneのiOSバージョンを最新のものにアップデートしておきます(iOS11以上)
- 標準カメラのアプリを開きます
- 画面上部の「Live Photos」をタップし、オンにしておきます(白→黄色)
- 好きな写真を撮ります
- 撮った写真を、写真アプリで開きます
- 写真を上方向にスワイプすると、「エフェクト」という項目が現れます
- Live Photosで撮った写真は、「ループ」「バウンス」「長時間露光」のエフェクトをかけることができます
- 自由に加工をしていき、満足のいく写真ができたら完成です
長時間露光は、
- 夜景(車・花火)
- 人通りの多い場所(交差点や駅前など)
- 水が流れている様子(滝や川)
写真を撮影するときは、くれぐれも周囲の迷惑にならないように配慮して行いましょう。
拡大鏡(カメラ)
iPhoneをルーペのように使うことができる機能です。
新聞や雑誌など、読みたい文字にカメラをかざすだけで、画面上で拡大した文字を読むことができます。
拡大倍率が自由に変更できたり、ライトのオン・オフも場所や状況によって設定することができるので、市販のルーペを持ち歩くよりも遥かに便利です。
使用方法
【コントロールセンターにボタンを追加しておく】
ホーム画面の状態で上にスワイプすると、コントロールセンターが表示されます。
ここに「拡大鏡」ボタンを設置しておけば操作の手順が一気に減るので、とても使いやすくなります。
コントロールセンターに「拡大鏡」のボタンを追加する手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「コントロールセンター」をタップします。
- 「コントロールセンターをカスタマイズ」をタップします。
- カスタマイズ画面が表示され、コントロールセンターへ追加できる項目の横に[+]のマークが表示されます。
- 追加するボタンとして「拡大鏡」を選択します。
- 設定完了です。
【ホームボタン(iPhone X 系はサイドボタン)を、3回連続タッチする】
iPhoneの標準設定では、トリプルクリック機能および「拡大鏡」はオフ設定になっていることが多いので、オン設定に変更して使用できるようにします。
手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「一般」をタップします。
- 「アクセシビリティ」を選択します。
- 「拡大鏡」をタップして「オン」の設定に変更します。
- 「拡大鏡」と「明るさの自動調整」をオンにします。
- アクセシビリティの画面に戻り、最下部の「ショートカット」をタップします。
- 「ホームボタンのトリプルクリック」で「拡大鏡」にチェックを入れます。
- 設定完了です。
まとめ
今回は、iPhoneとの毎日をほんの少し楽しく便利にする裏技や、便利機能をご紹介しました。
普段何気なく使っていても、とても便利で有能なiPhoneですが、使いかた次第で更に有意義な存在になってくれることは間違いありません。

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